4.7.09

研修という名の合宿

先月のとある1週間、学校のカリキュラムにおいて
フランクフルトより北にあるカッセルというまちに
合宿しに行ってきました。
職業訓練学校1年生も締めくくりというところで
こういうことがあるとは、もちろん全く知りませんでした。

合宿2週間くらい前に学校から「合宿内容などを
記載した手紙」が私とマイスターあてに送られてきて
合宿の存在を初めて知ったりして・・

手紙の内容には朝の8時までに指定された合宿場所まで
やってこい!という指令と地図。必要なもちものの記載、
施設(宿泊先)の説明・・

朝8時って・・・家を出たのは朝の4時です・・

日本で1週間泊まり込みで研修というのは未体験だったので
若者たちと1週間共にすごす不安と、期待でいっぱいでした。


ちなみに1週間のカリキュラム(だいたいです。)
はこちら

6時半:指定場所集合
7時ちょっとすぎまで:実習の準備
7時半くらいから7時50分くらい:朝食
おそくとも8時から:パン、焼き菓子の実習
15時:終了

この間、休憩はお昼1回(30分くらい)と小休憩3回くらい
(10分くらい)

仕事とはまた違った環境と、未体験のことをたくさん
勉強した1週間だったので、正直最後の金曜日は
疲労がたまっていました。
それでも・・金曜日は実習のテストと筆記テスト!!

もちろん、ドイツ語です。・・当り前か・・

実習では1週間の間で教えてもらったパンの形成と
クリームしぼりの状態をみられて評価されました。
筆記テストは、衛生学とパンについて。
ドイツ語ネックで一番最後まで粘ったのは言うまでも
ありません。

結果は・・
実習:1
技術:3プラス
筆記:3

以上平均:2プラスと一応クラスで一番の成績を
取得することができましたーーー
しかし油断はできません。改善するところは多々あったし
何よりもドイツ語を今後もしっかり勉強するようにと
先生からアドバイスもらったりして。


ちなみに、ドイツの成績は数字が多くなるほど
「悪い」ということで、6段階評価中、6は落第にも
つながるらしい・・

テストのほかにアンケートもあって、先生の評価とか
施設の評価とか書いてきました。
しっかり書いてきたことは「食事」。
ドイツ人も最悪だというくらい油いっぱいのドイツ料理。
私は月曜日のフライドポテトと豚肉のソースがけで
失望したので(もうほとんどドイツ料理たべていないっす。)
「実習生の健康面も考えてーーー!」とつたないドイツ語で
書いてきました。

来年また行く時に改善されていることを願います。

金曜のお昼ごろに研修先を出発したころには、クラスメートと
今まで以上の連帯感が身についていたような気がします。
何よりもこの滞在期間でクラスにいる唯一の女の子と
私と他のクラスメートと町中で買い物する機会もあったし、
先生のいっていることを理解しきれなかったところを
みんながサポートしてくれたりもしてくれました。

もちろん、ほぼ10代の若者らしく、実習中もそのあとも
多々問題を起こしていたのは言うまでもありません。

来年の実習はどうなることやら・・来週は1年生の最終日。
楽しんできます。

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