27.11.12

昼鍋

ドイツに戻ってきて、フランクフルトの友人からの鍋の写真を見てからずーっと鍋をやりたいと思っていた私。こんなことなら日本から土鍋を持ってこえばよかったと思ったけれど、ドイツに来たときの荷物の量を考えると到底無理な話し。
でも、友達が招待してくれて昼から女子のみの鍋会をひらいてくれましたー!
やっぱり冬はなべだよねー
今度は日本から土鍋をもってこようっと。


21.11.12

久しぶりにケーキ職人

本日、水曜日と私はケーキ職人として働いています。
ここはもっぱらクッキーを大量焼き。クリスマス近くになるとケーキ工房どころか
一般家庭も大量のクッキーを焼いて、クリスマスまでそれを食べて待つらしいのです。

月曜日に急遽呼び出され、1年と半年ぶりのケーキ職人としての仕事。
もちろん以前働いていた時期が夏なので、クリスマスシーズンのお菓子なんて
知るはずがありません。
でもそれでもできることがあったので、それをやらされ(なぜか軽い説明で終了。。)
あとは梱包。
これが意外と時間かかるのです。

本当はシュトレンまでパッキングしてしまおうと思ったんだけど断念。

そのときにもちあがるちょっとした疑問。
日本でもどこででも会社もしくは共同経営で働いている人には
いろんな問題があるとおもうのですが、ここ農場も同じでいろんな疑問点が出てきます。
それが仕事に関することなので、同僚にもそのことを話したけれど、らちが
あかないので、直接ボスに問いかけようと思います。

この疑問に思ったことを直接ボスに問いかけられるって日本ではないよなって
おもったりして。
さて、明日もケーキ工房です。正直私の性格的にパンがあっているので、ケーキは
結構神経を使う。要するにものっすごく疲れます。
本当は来年のために少しでも本を読もうと思っていますが無理ーーー
今日は早々に寝ます。


20.11.12

シュトレンのこと。

今年はいつもと違って11月1日からシュトレンを焼いています。前にも書いたけれども私は昔のシュトレンの方が好き。
材料が一つ変わるだけで風味がなくなってしまったのです。
それでも、スーパーに置いてある格安シュトレンよりはずっしりしていて、美味しいはずです。
私はもう何年もシュトレンを食べなくなりました。
いや、ここ何年も農場パン工房より美味しいシュトレンを探していても見つからないっていうのもあるけどね。
日本のシュトレンはまた別物だと私は思っています。だから日本らしいシュトレンを食べてみたい。
こればっかりはクリスマス時期に日本に帰るしかなさそう。もちろん、ドイツでは今が一番の稼ぎ時なので、許してくれないのは目に見えているけどね。

さて、自称オールマイティーの私は明日と明後日、ケーキ職人になります。ボスからの指令なので、しぶしぶ承諾。オールマイティーとうたってはいたが、まさかケーキ工房に派遣されるとはおもいもつきませんでした。
久しぶりにクリームと格闘してきます。


19.11.12

チョコクロワッサン

また久々にパンネタ。私がドイツに戻ってから日々パン工房で働いています。日によってやることはいろいろ。自称オールマイティーの職人なので、やれといわれたことはできる限りなんでもやります。
ここ数週間調子の悪かったクロワッサン。
折り込みは完璧なはずなのにふくらまない。
オーガニックのパン工房で悩まされる問題の一つが小麦の品質の不安定。
日本では製粉工場で目的に応じた製品を作るために小麦をうまいこと
調整しているので、同じレシピで毎日毎日同じ物を作ってもほぼ
大きな問題はないと思う。
だけどここは違う。
オーガニック、なおかつ自給しているここ農場では小麦の調整など皆無。
しかも小麦のロット番号によって若干質が違う物だから、ここのレシピは
参考になるようで参考にならない。
毎日水分量が変わる。発酵過程もその日によって変わる。

私がここで働いていてよかったとおもうことの一つが、レシピにとらわれない
職人としての感性がここでは本当にとぎすまされる。

今回のチョコクロワッサン。先週までの感覚でいえば、使っている小麦のグルテン
保持力が弱い。だからどんなにこね時間を短くしてものばしている間に
こねられてしまうので、グルテンは壊れているのかもしれない。だから、
のばしていてものびたまま。伸縮性が少ない。
でも今日のクロワッサンは違う。
粉を握りしめても、のばしていても、これはいける!!と思えるような
粉の触感。そうしたら思った通り、本日から粉が変わったらしい。

久しぶりに胸はって売れるクロワッサンができた!!

こういう感覚を忘れずにいたいなー


15.11.12

12月の仕事予定

本日、パン工房を取り仕切っているひとと話をして
12月の仕事が決まりました。
たった1ヶ月ですが、久しぶりに週5日働きます!!!
8月から10月まで思う存分遊んだし働いた(?)んだから
ちょっとくらいはがんばらないとね。
しかし、火曜日から土曜日までパン工房。そして土曜日の早朝に早々に
パン工房の仕事を切り上げて、ドイツ特急列車にのってフランクフルトより北、
ケルンちかくでクリスマスマーケットのバイトです。
これが土曜日と日曜日。日曜日は21時まで仕事しているので、その足で
フランクフルトにかえってきて、家につく頃にはすでに月曜日。
その月曜日が唯一の休みとなります。

こんなに働くのは修行始まる前の研修中の身だった時以来かも。
その当時の農場のパン工房は週6日で働いていたのです。今は週5日だけどね。

これに加えて勉強も待っている。大丈夫か私?
久しぶりに限界に挑戦する月になりそうです。

14.11.12

懐かしいー

日本から持ってきた楽譜。気分転換にはもってこいです。しかし、何年もひいていないので指は大変動かないことになっています!
もう15年以上練習していないからねー
勉強の休憩にちょっとだけ練習。
家にはピアノがないので、もっぱら机がピアノ代わりです。
久しぶりでも指が覚えているもので、だいたい楽譜をみれば思い出す。さらに指が勝手に動く!
人間のすごさに驚いています。


シュトレンシーズン

11月に入るとここ農場のパン工房ではシュトレンを焼きます。
ほかにもクリスマスのパンも焼いています。
フリューフテブロートといって、ナッツとドライフルーツとココナッツがいっぱい
入ったお菓子パンです。
この時期になるとクリスマスだなーって実感しながら働いています。

ケーキ工房はもっと大変。
ドイツではクッキーをいっぱい焼く習慣があるようで、クリスマスまでの期間に
クッキーを食べながら待つようです。
だからクッキーの種類もいっぱい。量もいっぱい。仕事もいっぱいです。
まあ、私はクッキー作業に関わったことがないので、シュトレンの話。

ここ農場のシュトレンはほかのパン工房に比べたら遅めの作業開始だと思います。
早いところ、特にスーパーにいくと9月下旬からもうシュトレンが並んでいるんだよね。
そんなにクリスマスまで行事がないのか!!とつっこみたくなるところです。

しかし、今年の農場パン工房は違う。
私がここのパン工房で働いてもうかれこれ5年以上になるのですが、
例年は11月中旬からシュトレンを焼き始めていたのが、11月1日から焼き始めている。
しかも週に2回ペースです!!!
昨年までは週に1回ペースだったはず。そんなに売れ行きがいいのか?
焼いている工程を見ていると、見ているだけなのに胸焼けが起きる私。
なにせ生地中のバター量もすごい上に焼き上がったシュトレンにとけたバターを
塗りたくる。しかも3回!!
この作業をしているだけでもうおなかいっぱいです。
そして、梱包には粉砂糖を大量に使うので、この砂糖の量でまた胸焼け。
よくもまあ2007年から毎年シュトレン包めているなと一人自画自賛しながら
今年もシュトレンの梱包をしています。
このシュトレンを焼く作業はクリスマス直前まで続きます。
しばらくお菓子という甘い物はいっさいうけつけない日々が続きそうです。

あと、個人的には昔のシュトレンが好きなんだよね。なので、味見以外はいっさい
口にしなくなりました。
昔は何個でも食べていたのに。。。(だから急激に太ったんだよね)
もう一つのクリスマスのパンも昔の方がおいしかった。
こうやってここ農場のパン工房もパンの味が少しずつ変わりつつあります。
おいしくなるのは大歓迎だけど、おいしくなくなるのはちょっと寂しい。
ここ数年、本当においしいとおもえるシュトレンに出会えてないです。

さーてまた勉強しよう。

妄想中

今日は結局、13時間ずーーっと机と向かい合っていました。。
(食事時間は30分。)
夜もずっと本を読んでいたから、夕飯を食べるタイミングを逃してしまう始末。
たぶんこういう日々がしばらく続くと思います。

ご飯を食べるよりも本を読む!!

まったく、不健康きわまりないです。相方には早いうちにいって
私の料理担当になってもらおうかと思います。じゃなきゃ食べること忘れて
ずっと机に向かっています。

本を読んでいると、気分転換になるのが妄想。
日頃はそんなことないんだけれど、がんばっているときは妄想癖ついているのかも。
6ヶ月後の自分を想像してみたりして。
ほんとやりたいこといっぱいあって、パンばかりの生活もいいんだけれど、
自称多趣味の私にはそんな人生割りにあいません。
この机に向かいあっているのがあと8ヶ月。そうしたらこうしてこうしてーーーっと
妄想は広がるばかり。
やりたいことの一つ。ピアノ再会なんかはわざわざ日本から楽譜をもってきちゃったくらい。これはやるしかないでしょ。
ほか、やりたいことは昼食中に情報収集。今からすでに準備にとりかかっています。

最終的には私の仕事についても妄想していたりして。
しかしこれにはシチュエーションが何通りもあるんだな。要するにいろんな
可能性があるってこと。
どうするかは、来年決めます。
さて、もうひと頑張りするかー

13.11.12

お一人様時間継続中


ドイツにもどってきてからすっかりひきこもっています。

仕事は今のところ週3日。のこり4日は有意義に使えますが、

すべては勉強のためー

これがなかなかはかどらない。

今日も朝から四苦八苦しながら本を読んでいるのに、3時間で

ようやく6ページです。



なさけないったらありゃしない。



ちなみに読んでいるものは職業訓練に関する法律。

日本の法律すらも理解しきっていない私にドイツの法律を読むなんて、

30歳半ばにしてなかなかいい脳みそ運動になっています。



まあ、職業訓練いわゆる修行は私も2年半経験してきたので、なんとなく

わかるといえばわかる。

あと、法律のほかに簿記も読まなくちゃいけなくって、こちらは理解不能。。。

もっときちんと日本で簿記をやっておけばよかったと後悔しています。

いや、なんとなくはわかるんです。昔、仕事で体当たりでやらされていたもので。。

しかし、専門用語や仕分けのこととなると頭は?でいっぱい。

こんなんで大丈夫なのか私?

そして心の中では相方がトルコにいっててくれてよかったと思っています。

じゃなきゃ一人時間がないもんね。



今週の仕事は木曜日の夜中3時から。

こんなに遅い時間(農場のパン工房は22時から稼働中)からはじまるのは

久しぶりです。

やることあるんだろうか?仕込み位しか思いつかないけれど、そういえば

ひとつあった!!

たぶん、シュトレンを任されるんだろうと思います。これ、作っていると

食べたくなくなるくらいのバターを使います。今年も胸焼けおこしながら

働くことになりそうです。

9.11.12

ぼちぼちはじめています。

ドイツに戻る前からいい加減に来年の勉強しなくてはと毎日コツコツと準備中。なかなかすすまないー
今はちょっと休憩中。ネットラジオを聞きながらテンション上がる。
ラジオはドイツMannheimから発信されていて、相方おきにいり。
sunshine live 102.1というところなので、アゲアゲで仕事したい人に特におすすめよ!
おためしあれー


8.11.12

8月の北海道

 
知床連山

 
カムイワッカの湯の滝近くで偶然ヒグマに遭遇

 
オシンコシンの滝

 
屈斜路湖の夕日。砂湯が気に入って連泊。
 
 

ドイツから帰ってきて1ヶ月とちょっと、地元北海道に滞在していました。

でも最初は時差ぼけ。

私たち二人ともちょうど夜中12時になったら自然と目が覚めてしまって

3時か4時になるまで寝れないという日々が1週間続きました。



こんなにひどい時差ぼけは生まれて初めてです。



フランクフルトからやってきた飛行機で寝れなかったのがいけなかったのかな。。



地元では父の畑の手伝いをしたり、買い物にいったりとけっこう

有意義にすごしていたつもりです。

あと2週間ちょっとは相方と一緒に北海道を半周するキャンプにいっていました。



旭川、屈斜路湖、知床、豊頃町とキャンプ三昧。

こんなに道内キャンプするのは生まれて初めてです。



他にもひさしぶりにお盆をすごしたり、いとこの家におじゃましたり、ニセコの羊蹄山で登山したり、

なんだかんだといろいろ動き回っていました。

この時期の北海道は本当に久しぶりだから暑さになれなかったー



次北海道にこれるのは冬かな。

久しぶりに年越しを日本で過ごしたいです。

 

ドイツにもどりました


早いものでもう11月。私たちは1030日ドイツ時間19時前に

無事農場に到着しました。

前回の日記が名古屋だからもう2ヶ月日記を放置していました。。

なにかしら毎日が充実していて、あっというまに2ヶ月たってしまった。。



長野では初めて本州の山登りを体験することができたし、

日本のパン屋さんで10日ほど研修を受けることができたし、

他のパン工房も除くことができたし、それから

石垣島ではゆっくりすごしていました。



台風が来ていたときなんかは1週間ほとんど宿にこもっていたりして。



そんなこんなでもうドイツ。

今は家の整理整頓をしつつ、食材の整理整頓もしつつ、適度に働いて

適度に勉強です。

いや、、、適度に勉強は大変だめなことなんだけどね。



12月からは毎年恒例掛け持ちでクリスマスマーケットのバイト。

12月の毎週末は燃え尽きていると思います。

がんばろうー