28.10.09

昨日の日記の続き

さて、昨日障害者の話題が出ましたが・・・
ここドイツのすごいなーっておもうシステムを紹介。

相方の母親は、母親家族と障害者11人で共同生活しています。
障害者一人ひとりに部屋が与えられ、キッチンは共同。
障害者の人たちはシャワーも共同だと思うけれど、家族は
別。

この共同生活の中で食事やほか娯楽など生活を
ともにしています。
相方の母親は主に料理担当。父親は家、庭などの手入れは
もちろんのほか、障害者の送り向かいから冬は除雪作業も
やっています。

私は週末しか宿泊しなかったので、平日の生活は
聞いたところによると、朝食をみんなで取った後、
障害者は各自仕事に行くために近くのホフと呼ばれる
農業、パン工房、織物などの工房が集まっている
ところに行きます。
そこでお昼まで仕事。

お昼ご飯は、一度家にもどってきてみんなで食事。
食事は相方母親が調理。障害者もお手伝いとして当番制で
働くようです。
で、また仕事場に戻る。

週末夜になるとみんなで演劇を見に行ったり、ダンスを
踊りに行ったり、コンサートをききにいったり・・・
なにせここの生活にはテレビがありません。
ラジオもなかったし、なによりパソコン・インターネット皆無です。

その分、読書や自分の時間を大切に過ごしています。

こういう生活に興味を持った外国人が各国からやってきて、ここの
生活を体験し、身につけて、自国でも実践しているところが
あるようです。
話を聞くと、アフリカやスウェーデン、カナダ、オーストラリア、
日本・・
日本人も一人この生活を体験して、障害者問題総合誌
に掲載しています。

たった数日だったけれど、私もこの生活に入り込んでものすごく
ゆったりした時間をすごせる生活をしているなと実感しました。
また、障害者それぞれが自立して行動していることにびっくり。

子供のころから日本の障害者施設でほんの少しお手伝いを
していた私としてはとても興味深いところでした。

また行きたいです!!

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